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あさき - 神曲

2009年07月04日 20:22

メジャーなアーティストを紹介してもしょうがないのでおそらく一般の方は知らないと思われるアーティストを紹介しようと思います。あさきというアーティストより「神曲」です。
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1. 蛹
2. 蛍
3. 幸せを謳う詩
4. この子の七つのお祝いに
5. 予後の音
6. 月光蝶
7. 赤い鈴
8. 雫
9. 神曲
10. 空澄みの鵯と

皆さんはこの"あさき"という方をご存知でしょうか。簡単に説明するとコナミ社に所属するゲーム音楽の作曲家なんですね。主にギタドラシリーズに曲を提供しています。つまりゲーセンに行ったり、相当なゲーム音楽好きでない限りこの人に曲を聞くことはないはずです。(よく考えたらこのブログに来る方の大半は知ってるかw
どんな音楽かというと簡単に言えば今流行のV系のスタイル。歌い方とかも黒夢に近い感じです。でもそこらへんのバンドとは比較になりません。プログレな要素が強くかなりテクニカルです。無理やりジャンル分けすれば「和風プログレッシヴメタル」といったところでしょうか。(あさき氏は京都メタルだと言っている)
まずはなんといっても世界観がすごいですね。歌詞を見ればその圧倒的な世界観に驚くはずです。
ってことでこのアルバム中最凶の歌詞を誇る「この子の七つのお祝いに」を見てみましょう。

---------------
Title : この子の七つのお祝いに

子守唄
「この子の稚き ててが握る紅差し指は禍福よ」

貴方の遺愛のぼんぼり粛然と
灯点して暗夜に濡つ
私と子と交錯する雨音に心願
「散華と散り敷く涙も枯れた」

あれから幾年 貴方が残したちぃさぃ幸せ
髪締め乍ら 夜な夜なこの子の為にと
子守の唄を 口遊み 徘徊る四肢

臥所の灯りに ゆらゆら寂寞
天井踊って 眼下に破れ
飛び散る手足が頭についたり
烔々 いひひ と耳奥舐める

毎朝毎晩 舌掻きむしって 騒擾
反り返る

もういいかい もういいかい と笑む
稚拙な吐息で灸られても
この子のために

うしろの正面だあれ

白黒キネマの廃工場から流れる煙がこの子を包む
右手 左手 足 首 心音
蛇口に隠れた少女が飛び出し小さなこの子の姿に閃光
少しずつ食む

この 笑みも 心の埋み火 一切 誰にもやらぬ!
貴方が残した小さな幸せ守るために 白鶴
「溢れる汚水に片身を浮かせて!恥ずべき奴だ!」
ゲラゲラ讃える狐の団居に背を向け
唇噛みちぎり ぼんぼり抱えて慟哭

ああ 静かに流れる音が
こだまして九十九折りなす
小さな貴方の手を引き 生きていく
ひらひら 椿の散華
同じ重さの掌にそっと頬よせ
火を灯す

言祝ぎとした 白雨 消え入る

白黒キネマの廃工場から流れる煙が眩き昇る
金切り声あげ大路に集まり跋扈に散乱 縺れて不揃い
刻々次第に影絵となりて
化粧いた眼球親子に向ける
奥歯をならしてしたたる夫婦が
咫尺で息吹く

懷手して足踏みする翁が
手遊びする媼に耳打ちをしている

    狐「ほらほら はやく 息 とめなくっちゃあ!
     背中にしがみついて 首刈るぞ」

点鬼簿くわえた白髪少女が神木登って爪立ち絶叫
咽び この子を 抱き締めた
狐の堵列は這いずり回って裂帛為い為いこの子を掴んだ
「嗚呼 この子だけは なくさぬように」

助けて!

    女「耳 鼻 目 口 髪の毛一本 誰にもやらぬ!」
    狐「おまえが望んだ幸せ ひとつも ひとつも 叶わぬ」
     髪の毛むしって嗚咽
     少女はもんどりうって笑う
老夫婦「隠してしまえよ この子が七つになるまで」

女「ああああ貴方!鯉のぼりが空に昇って行くまで!お願い!」
「この子に幸せの風が吹きますように」

ああ 貴方の足跡灯し歩く小さな背中を見て祈った
この子の七つのお祝いに 小さな折り鶴ひとつ 水上から流す
幸せ込めて 貴方は風に舞う

明らみ差し込む光の尾が笑み
貴方の遺愛の灯りを消し去り
大路を掠めて悠然と舞い
紙の木連なる閑居に消えた
狐の堵列は歪にくねって右顧左眄 互いに食い合う
時折八ノ字に笑みながら

おやすみよ すやすやと かわいいこ
あなたは 目を閉じて
ただすやすやと おねむりなさい

崩れた積み木の下で抱く狐色の子
逃げていく

神木から落つ 少女の顔ただれて泡吹き 金切り笑う
浅黄に染まった男と女は利休鼠の眼球こすって痙攣
劈く音して一瞥 先には
双眸を縫ったお狐様の行列が 股開く
家族
もういいかい
まあだだよ
もういいかい
もういいよ

首転がる

「ああ この子が大きくなれば 貴方と過ごした日々がまた」
瞳は刻んだ硝子の回想
空を泳ぐ鯉のぼりだけは知っていた

あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・
あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・―

あ!

この子     よく     見たら     あーあーあーあー

                                           お人形
---------------

怖いですよねw
和風というのは日本古来の楽器を使うとかじゃなくてこういう世界観のことを言っているんです。
なんかこれだけだとただ気持ち悪いとしか思えませんが、メロディーもすばらしいんですねこれがまた。ひたすら切ないナンバーが続きます。でも暗いですw 
ところでこの人のすごいところはドラム以外は全部あさき自身が演奏しているんです。もちろん作詞、作曲も。なんでもできるんですねー、驚きです。
なんかぐだぐだになってきたので簡単に好きな曲を紹介します。

4. この子の七つのお祝いに
先ほど歌詞を載せたように衝撃のオチがある曲です。呪いのようなラップ調のところがあるかと思ったら突然哀愁の漂うメロディーが出てきたりと変化に富んだ1曲です。おそらくあさきの曲で一番有名。

6. 月光蝶
個人的ベスト!だったはずでしたがゲームのサントラのバージョンが大好きだったため前奏のカットが許せません。あとバイオリンが全面に出すぎてなんか味がなくなったような・・・ まあいい曲だけどね。

8. 雫
これは泣ける。ベストソングかも。

9. 神曲
9分の超大作。ジャズ、プログレなど様々な要素が凝縮。あさき氏いはく「好きなようにやった」らしいがまさにその通りかもしれない。一瞬たりとも聞き逃せません。

10. 空澄みの鵯と
ずっと暗い曲が続きましたがここでようやくポップな曲が登場。といっても明るくはないです。めずらしく口ずさめるメロディーです。ラストはこれぐらいのがちょうど良いですね。

以上、僕のおすすめはこんなところです。
たかがゲーム音楽って思うかも知れませんが実際に聞いてみると衝撃をうけるはずです。
でも1つ難点があってこのアルバムはコナミ社の通販でしか手に入らないんです・・・
ネットから落とすのが一番らくかもです。

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コメント

  1. no←w→here | URL | USnbSEpk

    相互リンクのお願い

    初めまして。碧魚庵というDWI公開サイトを運営しておりますno←w→hereと申します。
    掲示板やリンク願い用の記事が見当たらなかったので、トップの記事のコメントにて失礼します。
    先日こちらの譜面を踏ませて頂いたところその配置の巧さに感銘を受け、今回ぜひ相互リンクさせて頂きたいと思い参りました。
    こちらからのリンクは完了しているのですが、お願いできますでしょうか?

    碧魚庵
    ttp://gleeman.hp.infoseek.co.jp/

    P.S.
    自分もあさき大好きです。
    特に「月光蝶」のFull ver.や「A DOGMA」なんかを聴いてるとそのセンスにゾクゾクしますw

  2. rokaz | URL | -

    Re: Re: 相互リンクのお願い

    > 遅れてしまって申し訳ありません、管理人のrokazです。
    > リンクの申請ありがとうございます。こちらからもリンク張らせていただきました。
    > あと一応no←w→hereさんのページの掲示板の方にもコメントさせていただきました。
    >
    > まだまだ小さいサイトですがどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

  3. no←w→here | URL | USnbSEpk

    Re: Re: 相互リンクのお願い

    快諾ありがとうございます。
    わざわざこちらの掲示板にまで出向いて頂いたようで・・・。
    これからどうぞよろしくお願いします。

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